心謎解色糸、「こころのなぞとけたいろいと」と読みます、鶴屋南北の世話物
若手の公演である、染五郎 、 松 緑、 菊之助、七之助
それはもうご贔屓の叔母様方でごった返しておりました(笑)

オペラも歌舞伎もさほど好んで出かけるほうではなく
楽しみは幕間のシャンペンであったりお酒であったり
まったく不埒なお客でございます

それでも勘三郎だけは大ファンで
浅草歌舞伎に出かけられなかったのは一生の不覚であります
今では死語になりつつあるでしょうが「男の色気」がたまりませんでした

さてさて若手の様子はどんなものなのか・・・
家業をきちっと継いで行く名家のお坊ちゃま達
『男の色気』に磨きをかけるには、最近の社会環境ではちとアゲインストですね

『いずれ』を毎度後悔しながら、愚図な己を納得させるためにも
玉三郎を見逃さないよう心せねばなりません

ほろ酔い加減で歌舞伎座を後にして、久々に銀座のギャラリーをほっつき歩き
付き合ってくれる女房も偉いもんです。

螢明舎のフルーツケーキはとても地味です
『これの何処がフルーツなの?』と言われても仕方がありません
まあ、当店のお菓子はどれもみんな地味なんですけどね・・・

それでもやっぱり地味中の地味!

一度に6個分ぐらいやきます
一週間で、八幡が3つ、谷津が3つ(状況により流動しますが・笑)
ご注文を想定しながら焼き上げます

さらに焼き上げてから3~4日は必ず寝かせます
その間に世話をやいてあげる事がとても重要なんですが
毎日、毎日、「特性の蜜」を塗りこんであげるのです

毎日、毎日です。。。

じつはこんなに時間をかけて、手間をかける仕事は得意中の得意分野!
と言いますか・・・大切なことと考えています
この手間がフルーツケーキの味わいをより深くしてくれるのです

古くからのご常連さんはこの味わいを良くご存知で
「珈琲にフルーツケーキ」と言ったご注文は
「お!やはり良くごぞんじだな~」ということになります

螢明舎の焼き菓子やキッシュなどには機械が入ることはありません
すべて手でコネて折りたたんでまたコネる
力仕事なんです、機械が入るとどうしてもシッカリし過ぎてしまうものですから・・・

おまけに電気を使わないガス釜です
(ひっくり返したり回したり、大変世話が焼けオーブンから離れられません・汗)
そんな労力が、乾燥することなくシットリと優しく焼きあがったお菓子になってくれるのです

こんな焼き物でなければ珈琲に負けちゃうんです

担当のスタッフは大変です

毎日、毎日のことですから。。。




今年もよろしくお願いいたします。

スタッフ一同、ステレオタイプな日常に叛旗を翻しながら
エイジングビーンズの啓蒙に心血を注いでまいりたいと思います

『違いのわかる』お客様
トロリとコクの深いcafe螢明舎の珈琲を
どうぞよろしくお願いいたします。
本来であれば
『本年はお世話になりました・・・来年も・・・』

っと年末のお礼と来年に向けてのごあいさつが基本でしょうが
創業以来年末年始に休んだことがありません・・・

従って、平常どうり『お店は開いております』ということになってしまいます(笑)

cafe螢明舎を支えてくださっている皆様
2013年、ありがとうございました
スタッフ一同、2014年も頑張ります!!
お引き立てのほど何卒よろしくお願いします。
螢明舎のコーヒーはなぜトロリとした舌触りなのでしょう・・・

コーヒーの旨味の成分については未解明な部分が殆どです
しかし、オールドビーンズを生業としてきた身として
知りうる事をお話させてください

皆さんよくご存知のカフェインは生豆(ニュークロップ)に多く含まれます
刺激のお好きな方はニュークロップの焙煎を浅くしてあげれば
揮発性の成分やカフェインの確りした刺激の強いコーヒーを楽しめるでしょう

カフェインの刺激を後退させる為
深い焙煎を求めてゆくとカフェインは炭化してゆきますが
同時に最近注目されているポリフェノールも失われてゆきます

ポリフェノールは高温高熱に弱いのです

ニュークロップをエイジングする大きな理由は
この水分に多く含まれるカフェインを後退させることであり
同時に成分の凝縮を図ることなんです

焙煎は強い熱を用いなくても深く焼ことができ
それによって残存のカフェインを炭化させうまみの凝縮したポリフェノールの
分解を避けることができるのです

焙煎職人によると
この時「豆が自ら焼き進んでゆかないように冷やす作業がとても大事であり
さらに焼き上がった豆を『落ち着かせる時間の経過』が必要である」とのこと

ポリフェノールの分解を避けながら
その含有量を減らさない工夫が経験値の領域として語ってくれます

さて、この手間、隙、愛情のこもったオールドビーンズを
必ず2度コーヒーミルにかけてあげます

一度大きく粉砕することで「大変悪い味」をもたらす
残存のシルバースキンを取り除いてあげるのです
2度目の粉砕により多くの断面を持ったコーヒーの粉が誕生いたします

そして、いよいよネルドリップを用いるのですが

この『ネルドリップ』、湯持ちが良く
温度の低い(80℃の後半ぐらい)少量のお湯を注いであげることでも
粉の膨張を促すことができるのです

たわわに膨らんだコーヒーは、さらに低い温度のお湯を注入しても
濃厚な成分をドロっと抽出させてゆくのです

これがまさにポリフェノールの塊!!

さらに抽出中のネルの中ではアクや雑味をもたらす成分が上部に上がり
紙やその他の器具のように化学成分が溶け出し混入することがありませんゆえ
純度の高いコーヒーポリフェノールたっぷりの抽出液となります

ご存知のようにポリフェノールは抗酸化物質
酸素に触れることによるコーヒーの成分の劣化を防ぎます
それどころか、純度の高いコーヒー抽出液の成分がポリフェノールに取り込まれる

この工程が専用ポットで寝かせ落ち着かせるデキャンタージュなのです

静かに安定したポリフェノールに守られたコーヒーの成分は
濃厚で奥の深い香りをたたえた抽出液となるのです


トロリとした舌触り、コクの深い螢明舎のブレンドなのです。


谷津店店長の鈴木が一生懸命更新してくれています
皆様どうぞ応援してあげてください。

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恥ずかしながら・・・
約束の時間に3時間も遅れてきて少々ムカついており
そんな写り方になっちゃいました(涙

でも取材そのものはたのしかったです
翔太君もナイスガイ、クラッシックからクロスオーバーしている知里ちゃんも可愛らしい女性でした

どうでしょ
螢明舎の世界はお伝えすることが出来ましたでしょうか。。。

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monoマガジン社によるサエキケンゾウさんの取材がありました
サエキさんのご指名があったそうで大変うれしいことである

当日、私は1ヶ月も前よりの先約があり、残念ながら立ち会うことができなかったのですが
サエキさんは珈琲へのイマジネーションを熱く語られていたそうです
(内容は是非monoマガジンをご購読くださいね・笑)

じつはサエキさん、星野道夫さんと同じくらい八幡店創業時よりの古いお客様のお一人
もちろんサエキさんと星野さんが遭遇し、言葉を交わされることもしばしばでした

カウンターの右端と左端のお二人
或る意味真逆の存在感でしたが、そこは珈琲のなせる業です
地元、市川市八幡を愛する気持ちと共に話題に花が咲いていたのではと記憶しています

星野さんは他界され、私のコンパスは針がとんだままですが
サエキさんも「星野さんを失った」と感じていらっしゃるお一人ではないでしょうか

あれから何十年、何も変わらず時間の止まった螢明舎です。

サエキケンゾウさん、いつもありがとうございます。
皆さん、お待たせしました
いよいよカフェ・グラッセのシーズンがやってまいりましたよ

毎年今頃になると心が躍ります
螢明舎では第一のコクの深さ
豊潤な苦味と糖質は絶品です

キーワードは糖質なのですが
そのほとんどが珈琲の持つ糖分であり
お砂糖は、一人前につきほんの小さじ一杯ほど(3gぐらいでしょうか)

焙煎がとても深いので身体に悪い成分(カフェインなどなど・・・)
はほとんど炭化してしまい
まるでカラメルを抽出しているような感じなんです

そして、その糖質にフルーティーな味わいを演出するのが腕の見せ所なんですが・笑
20分以上を要する抽出時間は息がぬけません

ま、能書きが先行するようでは職人としてお恥ずかしい限り
お客様の感性にとどいてくれればいいな~
というのが正直な気持ちです

ブラックのサッパリした味わいがよろしければ「ダッチ珈琲」を

コクの深い豊潤な味わいがよろしければ、是非「カフェグラッセ」を
ご注文くださいませ、もちろん!お菓子達との相性も抜群です。
休まない螢明舎なのですが・・・

3月18日19日の両日
スタッフとスキーに行ってきます
従って臨時休業させてください
20日からは通常営業です

温泉でのんびりしてまいります。。。