螢明舎・八幡の家具は、一人の木工職人が作ってくれました
信州家具の流れを汲む方で、大変な職人気質でした
信州家具の流れを汲む方で、大変な職人気質でした
この方が千葉大の意匠工芸の教授と取り組み
オリジナルデザインに忠実に再現したのがシェイカー家具です
以下資料・・・
シェーカー家具は、18世紀後半から19世紀にかけてニューイングランド地方でマザー・アン・リーをリーダーとするシェーカー教徒によって創られたものです。
シェーカー教徒は厳格な清教徒で、所有欲を嫌い、規律を重んじ、労働を尊び、その労働によって高い精神性を保てると信じていました
全てにおいて簡素であること
その特色は、実用性や仕事の完璧さだけにあるのではなく、それらを超越した微妙な美しさが、そのプロポーションに現れていること。装飾を排除した中から生まれた機能美が、洗練されたフォルムを描き出していることです。
・・・資料終わり
開店以来の使用に耐えながら堅牢に仕事をしてくれていたのですが
ここ数年、座面の痛みが限界を超えて参りました
この椅子に座ることを目的のお客様も沢山いらっしゃいますので大変です
しかし、製作者の職人さんは他界されてしまい
繊細な家具ゆえ、誰でも修理できる構造でもなく
途方にくれながら修復してくれる職人さんを探しまわっておりました
迷走の果て、ついに信州には真摯な木工職人の集団がいらっしゃる事を知り
あきらめ半分でコンタクトさせて頂ましたところろ
なんと職人集団の会長さんが引き受けてくださることになりました
感動しました・・・
本音は厄介事でしょう、でも信州木工職人の信用とプライドです
「は~、たすかった~、ありがとうございます!」
「心からお礼申し上げます、でも安くしてください・・・涙・笑」
そんなわけで
月に2~4脚程度修復されて参ります
螢明舎のシェイカー家具の復活です
残してゆくこと
守ってゆくこと
大変です。。。。。